『僕らの時代にはなかった「情報」の授業: 必須キーワードがこれ一冊でわかる! (Good Vibes eBooks)』
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2003年に高校の必修になった「情報」は、2025年から大学入試の共通テストに出題されることが決まりました。30代後半より上の世代の人たちは、この新しい授業を受けずに大人になりました。それでも、ふだんの生活であまり活用しない分野なら「習ってないから知らない」ですむと思います。
ところが! 「情報」の内容を見てみると、データ分析、知的財産、プロトコル、個人情報、メディアリテラシー、シミュレーション、プログラミング、情報デザイン、ダイバーシティなど、まさに現在の私たちが日々、身近に接するキーワードがずらりと並んでいるのです。
そこで、いまも高校で情報を教える山内先生は「この教科を知らずに育った人たちのために、まるで授業を受けているように情報を学べる本を書きたい!」と考えました。
こうしてできあがった本書は、ただ用語を解説するだけでなく、ITの歴史や、技術とそれを使う人の課題、デジタルの時代だからこそ大切にしたい温かさなど、リアルな暮らしの中で「情報」という道具や仕組みや発想と、どのようにつき合えばいいかを教えてくれます。
あなたのお子さんならあたりまえに知っている新しい授業を、本書をとおして楽しく体験してください!
◎ 僕らの時代にはなかった「情報」の授業 目次
はじめに
第1章 ただの「データ」が価値ある「情報」に変わるとき
誰が見ても同じに見える「データ」
角度によって見え方が違ってくる「情報」
第2章 『ドラえもん』とワクチンから考える「知的財産」
高校生にとっての「財産」
形なき「知的財産」という存在
第3章 割り勘と表計算ソフトで学ぶ「問題解決」
現実の問題を表計算ソフトで整理する
表計算ソフトで「問題解決」を学ぶ
第4章 時計がずれるとネットにつながらない〜階層から「プロトコル」を考える
インターネットにつながらない原因を探る
階層ごとに切り分けて考える
第5章 好きな人の名前は「個人情報」か「プライバシー」か?
自分の名前や住所は個人情報ではない?
高校生の活動に大人の価値観を揺さぶられた
第6章 フェイクニュースの見分け方と「メディアリテラシー」
リテラシーは読み書き能力のこと?
フェイクニュースを広げてしまう人たち
「一次情報」はなんですか?
巨人の肩の上に立つ
第7章 「デジタル」化で欠けたものを見つけ、本物の「アナログ」に近づける
アナログ社会からデジタル社会へ
いまレコードが売れている
デジタル化で失われるものは「温もり」か?
第8章 指でかぞえる「ビット」と「ギガ」と「2進数」
「デジタル」の起源は「指」
「表」や「裏」を「0」と「1」に対応させる
コンピュータになったつもりでかぞえてみる
「ギガ」が足りない
第9章 「モデル化とシミュレーション」とコンピュータの歴史
世界に誇るスーパーコンピュータ「富岳」
段ボールのオモチャが提示した未来
世界最初のコンピュータと負の歴史
第10章 パン屋を「モデル化とシミュレーション」で考える
「シミュレーション」をとおしてお金について考える
パン屋の売上を「モデル化」する
紙と鉛筆から表計算ソフトへ
第11章 「プログラミング」的思考で人生を楽しむ
ファミコンとPDCA
コーヒー豆の焙煎と「探究」
楽をするためならどんな努力も惜しまない
第12章 「データの活用」でより正しく世界を見る
データ、エビデンス、ファクト
「オープンデータ」という宝の山
平均より高い点なのに、順位は真ん中より下
第13章 「情報デザイン」とダイバーシティ
「ピクトグラム」から考える「情報デザイン」
「多言語表記」はどれだけ必要か
易(やさ)しい日本語、優(やさ)しい日本語
フォントの美しさに憧れた
色の「バリアフリー」と多様性
あとがき